バンコクの屋台のベストスポット13
バンコクの屋台には技術を極めた料理人がたくさんいます。
バンコクには推定500,000もの露店があります。全ての屋台を制覇したい!と思う反面、時間や予算、そしてウエストラインをキープするためにも屋台を厳選して選ばなくてはなりません。今回の記事で、タイ料理専門家であり旅行プレゼンターであるダニエル・フレイザーのおすすめ屋台をチェックしてみましょう!
バンコクの大半の屋台は1つの料理を調理としています。何年も昔から続くレシピを完璧に磨きながら生涯をかけて商売の達人になった料理人もいます。 実は美味しい屋台はあまり公に知られていないため、ダニエル・フレイザーはバンコクで最高の屋台を見つけることを使命としています。
タイの旅行テレビ番組Farang Song Thaiで王国を駆け抜けた彼は、ラグジュアリーアドベンチャーツアー会社Smiling Albinoを介してツアーを運営し、お腹の空いた旅行者を東南アジアの最高の料理で満たしています。
Culture Tripで彼が共有したバンコク屋台の13のお気に入りのスポットをご紹介します。
Lim Lao Sanのフィッシュヌードルスープ
Lim Lao Sanは、麺のスープ、たっぷりの魚、ボリュームのあるフィッシュボールが融合したヌードルスープが有名です。50年前から 家族で経営しているLim Lao Sanは、食材の噛みごたえから米麺の粘り気まで、ボウルの全ての要素を完璧に作り上げています。
フレイザーが紹介しているように、毎日新鮮な手作りにこだわっています。お店の素朴な雰囲気も魅力の一つ。小さな路地のむき出しのレンガの壁と古い木製のドアとテーブルは映画セットにいるような気分してくれます。
Kway Tiew Heavyのポークヌードル
Kway Tiew HeavyはシェフのEkkarin “Ek” Sae-Guay、別名「トンブリーのカラバオヌードルガイの男」がいることで有名です。
彼はタイのロックバンドの曲を演奏しながら市内で最高のポーク麺を提供しています。人気の秘訣は何時間もブレンドされる秘密のスパイス。より重いテクスチャを実現させるために牛乳も追加されています。
常に屋台には地元の人々で混みあい長い列があるものの、看板シェフであるEkが素早い動きとリズミカルなダンスでお客さんを楽しませてくれます。
強烈なパンチを残すSingapore Boiled Rice
シンガポールご飯は、海南チキンとしても知られています。
シンガポールライスは名前の通り、ご飯から作られるカオトムの一種で、屋台で提供される家庭料理が由来しています。
「不思議なことにこのレストランは実際のカオトムは提供していません」とフレーザーは紹介しています。お店のオリジナルの味は評判に影響を与えず、その場しのぎのテーブルとスツールの座席でも人気を集めています。
シンガポールライスは海南チキンとしても知られる人気料理で、メニューには他にも多くにシンプルな料理が並びます。 蒸し魚、揚げ豚肉、ココナッツベースのスパイシーなエビスープ(tom yum goong)はここでしか味わえない珍味です。
昔懐かしいMit Ko Yuanのタイ料理
Mit Ko Yuanは、屋台で賑わうディンソ通りで最も古い食堂です。
「Mit Ko Yuanは伝統的な家庭のレシピで、ナン・リャップ・ムー(チャーハンと中国のオリーブ)を作ります」とフレーザーは紹介しています。 店主が2世代、80年にわたり完璧に仕上げた代表的なトムヤムスープも人気。
木製のスツールとティールブルーのテーブルトップを備えた小さな食堂は、バンコクの昔懐かしい気持ちを思い出させてくれるタイムカプセル。巨大なジャイアントスイングの近くの旧市街エリアはユニークで、都市化の脅威を防いでくれているように見えます。
ミシュラン星を獲得したJay Fai
「私の愛する友人のジェイ・ファイに敬意を表さなければ!私は10年前から彼女のファンで2011年番組に彼女を招きました。」とフレーザーは熱く話します。
伝説的なカニのオムレツで有名なJay Faiは、ミシュランの星を受賞した最初のストリートフードです。 彼女のシンプルな屋台は数ヶ月にわたって予約がたくさん入っています。
彼女のシンプルで風味豊かなカニのオムレツは最も人気の料理ですが、パッキーマオ(酔い覚め麺)もオススメの料理。
事前に予約することをおすすめしますが当日食べたい場合は、午後2時ドアが開く前にダイナーの外にあるウェイティングリストに名前を追加してください。
「屋台とはいえレストラン同等の価格を払うべき」とフレーザーは伝えています。
秘密にしておきたい飾り気のないタイ中華料理Jok Kitchen
このタイ中華レストランには市場で入手した食材に応じて毎日メニューが変わります。
飾り気のない屋台ですが、テーブルは4つしかないため1〜2か月先まで予約があります。
「とはいえ、この場所を諦めるのはまだ早い。日中はシェフのJokがレストラン前にテーブルを設置し、ミシュランプレートのエビ餃子を通行人に販売しているため、訪れる価値はあります。 シェフは通常、午後早くに去るため早めに行くとよいでしょう、とフレーザーは話してくれました。
ストリートのスナックJay Noi Kui Chai
クイチャイ(ニラ餃子)は中国人移民によってタイに持ち込まれ、もともと宗教的な儀式の供物として作られていました。時間が経つにつれて、この安くておいしい餃子は人気のベジタリアン前菜となり、蒸し揚げと揚げ物の両方の調理法をを楽しむことができます。
「バンコクで最高のスナックは、この屋台から見つけることができます。揚げたタロイモとヒカマも販売されていてスパイシーな黒醤油が添えられています。」とフレーザーは伝えています。
サテで有名なHea’ Sa
バンコクでサテスティックを食べるならHea ’Saがおすすめ
Satayスティックは人気のあるストリートスナックです。 鶏肉、牛肉、豚肉をターメリックベースのスパイスミックスでマリネし、串に刺してから熱いグリルで調理します。
バンコクで食べるならチャイナタウンの賑やかな地区に位置するHea ’Saがおすすめ。
10個から50個のスティックの中からお気に入りを選べます。
すべてのスティックにピーナッツディップソース、キュウリのピクルス、エシャロット、唐辛子のアジャドサラダが付いてきます。焼き白パンを注文して残りのソースまで堪能してみてくださいね!
タイ風揚げドーナツのPa Tong Go Savoey
タイ風揚げドーナツは、コンデンスミルクで甘くしたコーヒーと一緒に。
「バンコク屋台の投票はヤワラートロードとソンサワットの交差点で行われます。そして、Pa Tong Go Savoeyは2019年にミシュランプレートを受賞しました。新鮮な油で揚げられているので外側はとても柔らかく、内側は柔らかくふわふわしており、練乳またはカスタードディップが添えられています。常に待つ必要があるものの、その価値はあります。」とフレーザーは話します。
胡椒の効いたポークスープのNai Ek Roll Noodles
チャイナタウンのNai Ek Roll Noodlesでタイ中華料理をお楽しみください
Nai Ek Roll Noodlesはバンコクのチャイナタウンで60年近く、Giew Jab(Guay Chub)と呼ばれる米麺スープを提供し、高いサービスで評価を得ています。 フレーザーはこう伝えています。
「ここの愛情深く調理された肉料理のファンです。カリカリの豚肉と鴨の蒸し煮のために来ています。 おすすめの代表的な料理は、ミンチしたポークボール、サクサクしたポーク、ポークブイヨンで満たされた麺スープです」
Gu Long Bao Salabowの蒸し肉まん
チャイナタウンの狭い路地にあるのは、この90年の歴史を持つGu Long Bao Salabow。
豚肉をふんだんに使った蒸しパンが人気です。
「ここの蒸しまんは、地元の人々やレストランから支持を集めているので数日前に注文しておきましょう。予約の時間がない時はすぐに冷凍から新鮮なものを販売できるかどうかを確認してみてください。」とフレーザーは伝えています。
バンコクでタイの郷土料理の最高のスポットPad Thai Nana
Pad Thai Nanaはパッド・タイが最初に生まれた場所と言われています|
Pad Thai Nanaは姉妹によって運営されています。タマリンドペーストと大きなエビを炒め、新鮮な米と乾燥した粘着性麺を混ぜた名物料理が人気。
「パッドタイが約80年前に最初に生まれた場所といわれています」とフレイザーは話します。
バックパッカーが集まるカオサン通りから歩いて行ける距離にあるため、お酒を飲む前の腹ごしらえをする理想的な場所といえます。
Mae Vareeのマンゴーライス
「マンゴーともち米は美味しくなる組み合わせです。トンローにある有名なメーヴァレーショップは、この繊細な料理を何十年も販売しています。バタフライピー、ターメリック、パンダン、緑茶など、複数のフレーバーを用いて熟したマンゴーともち米のスライスを提供しています。 持ち帰り専用で最高の状態で味わってみてください。」とフレーザーは伝えています。