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タイのストリートフードを美味しく食べるコツ

タイを訪れたなら、ストリートフードがタイの欠かせない日常風景であることに気付くでしょう。

ほとんどの家にキッチンがあまり装備されていない、また生の食材の方を買う方が外食よりも費用がかかるため、タイでは外食が一般的になっています。

旅行で現地の文化を体験したい、地元の食べ物を楽しみたい、食事の費用を抑えたいなら、タイのストリートフードがおすすめ。バンコクは屋台のメッカともいわれ、タイのあらゆる地域に屋台や市場があります。

麺、カレー、スープ、サラダ、餃子、春巻き、そしてロティからもち米まで、数週間かけて異なるタイ料理を堪能しましょう。 バンコクをはじめタイで食べる人気のストリートフードには、パッドタイ、パッドシーユー、マサマンカレー、パパイヤサラダ、バナナロティ、マンゴーもち米などがあります。

タイのストリートフードでどんな料理を選んでも、旅行中一番美味しくて安い外食になることは間違いありません。ただし、タイの屋台の食べ物は母国のレストランと同じ衛生環境が守られているとは限りません。一部の旅行者はストリートフードを食べるべきなのか、病気になる危険性はないのかと不安に感じていると思います。

タイの屋台へのイメージと反して、タイの屋台の食べ物をそこまで警戒する必要はないと感じています。ストリートフードの屋台を見てみると新鮮な食べ物が多く、作り立ても多くあります。どちらの条件も健康維持には一役買ってくれるはずです。

実際、私が海外で病気にかかったのは長年旅行をする中で3回だけ。犯人は毎回外国人向けの「素敵な」レストランで、屋台ではありませんでした。

発展途上国の旅行はリスクも伴いますが、コツさえ押さえておけば病気にならずにタイの屋台の食べ物を楽しむことができます。

コツ1:料理がどうやって調理されるのかを見ておく

屋台の大きなメリットの1つは、調理中の食べ物を確認できるということ。

食材やフライパンの近くにハエはいませんか?

料理人は食べ物を準備しているときに鼻を触ったりしていませんか?

調理エリアは綺麗ですか?

大きな屋台やレストランでは調理場が見えないため、何が起きているか、どうやって調理されているかをきちんと確認したい人は調理場が見えないレストラン、屋台は避けるようにしましょう。

タイのローカルフードは新鮮な食材ばかり。

コツ2:料理人が他の客に料理を提供している場面を見る

調理場を確認できたら、あなたの前にいる人々に料理が出される様子を見てください。

料理を作る人と会計をしている人が同じ人ではありませんか?

同じ人が現金と食料の両方を扱っていませんか? 

顔に触れながら食べ物に触ったりしていませんか?

食器は汚くありませんか?

繰り返しますが、この質問に答えが「はい」なら、別の場所に向かって下さい。

タイにはたくさんの屋台の食べ物があるのですぐに他の食事を見つけられます。

コツ3:地元の人々が行列を作っている屋台を探す

衛生環境が酷く、定期的に病気を発生させるような屋台には地元の人が並ぶことはありません。 空いている屋台は避けましょう。

また、屋台の食べ物のリスクの1つは新鮮ではない食品にあります。 太陽の下で何時間も食品を置いたままでいる痛みやすくなります。 長い列が出来ているお店は回転率が速いため、食品を置いたままにするリスクも少なくなります。

お店に食品が置いたままになっている状態でも列の後ろに行けば行くほど、新鮮な食べ物を手に入れる可能性も高まるため安全ともいえるでしょう。

ストリートフードはタイの生活の一部。

コツ4:地元の繁盛期に食べる

間違った時間に行けば賑やかになるタイミングもないかもしれませんが、午後半ばにストリートフードを食べるとランチラッシュから終わり、食事が置かれたままになるためバクテリアが形成されやすくなります。地元の食事の時間に合わせて屋台に出かけるようにしましょう。

コツ5:水または氷で作られた飲み物に注意

ジュースやスムージーは人気の屋台のドリンクですが、ほとんどの屋台が水道水(または水道水から作られた氷)で作っていることがあるため、なるばく避けてください。

精製された水から作られた工場製の氷も、屋台で提供されることもあるため、氷で飲み物を注文する前に使用されている水や氷を確認しましょう。 精製された氷は円筒形で中に穴があります。 代わりにアイスチップまたは削られた氷なら避けてください。

コツ6:生の果物や野菜をスキップ

果物や野菜はバクテリアを簡単に運ぶため、生で食べるのは危険です。タイで避けるべき2つの上位の食品は、新鮮な葉物野菜とベリー。これらは特に汚染されやすい蛍光にあります。

一方で皮が汚れた環境でも内側の食用部分を保護する皮のある果物は安全です。バナナ、マンゴー、パイナップルはもちろんのこと、ドラゴンフルーツ、マンゴスチン、ランブータンなど、皮のある果物を楽しみましょう。

バンコクのストリートフードは目の前で調理してくれる。

コツ7:食べ物のスパイスレベルに注意

慣れていないのに辛い食べ物を食べると、食中毒にはならないものの、気分が悪くなる可能性があります。

タイでは食べ物が普通よりも辛いため、辛い食べ物が好きでも中程度のスパイスレベルから始めてみてください。辛い食べ物が嫌いな人は、辛みが穏やかな食事が探しましょう。

屋台の中では辛さのレベルを尋ねてくれる人もいます。そうでない場合でも、いつでも要求することはできます。注文する時は「Mai sai prik」(唐辛子を追加しないで)または「Mai pet」(辛くしないで)と伝えましょう。もちろん、彼らにとっての辛くない料理があなたの辛さよりも辛い場合はあります。

また、メニューのある屋台では各料理の辛さが分かります。また、多くの屋台には自分で追加するさまざまなレベルの辛みソースがあります。

最も人気のあるソムタム(パパイヤサラダ)とトムヤム(特定の種類のスープ)は、デフォルトでは特に辛いので注意してくださいね!

コツ8:食べ物が温かいことを確認する

食品が完全に調理されていることを確認するためにも料理の温度は熱い方が安全です。 完全に調理されていない食品の中でも肉は最も危険性が高まります。加熱が不十分な生肉は、タイで食べてはいけないものトップランキングに入ります。

屋台の食べ物は沸騰したお湯の入った鍋、または焼けるように熱い油の入った鍋で調理されるため、ほとんどの料理は十分に熱く、加熱されています。

完全に調理されていなそうであれば、さらに数分加熱するように依頼してみたり、肉が入っている場合は特に注意して伝えてください。 加熱が不可能なら破棄するか立ち去りましょう。タイの屋台の食べ物は非常に安いので無駄なリスクを負う価値はありません。

コツ9:食べる前に手に消毒剤を使う

タイのストリートフードの安全性を確かめることには手間がかかりますが、あなた自身の衛生状態は携帯型の消毒薬で簡単に管理できます。 

私は旅行中にこの消毒剤を使用するたびに、ブラッドダイアモンドのレオナルドディカプリオを思い浮かべます。劇中で「コンピューター、マラリア薬、手の消毒剤の小さなボトルをいつも装備しておけ」というセリフがあるからです。

ストリートフードを食べる前は手に消毒剤を使いましょう。簡単で効果的な予防策です。

コツ10:経口補水塩と活性炭を荷物に入れておく

これらのコツを覚えていてもに、ストリートフードをそもそも食べていなくても、旅行先で病気になる可能性はまだあります。 

それは食中毒です。食中毒はどこでも発生する可能性があるため荷造りで準備しておきましょう。

経口補水塩は病気にかかった場合の水分補給に役立ちます。特にタイは高温多湿の気候なので水分は欠かせません、また、活性炭のタブレットは胃の毒素を吸収して下痢を止めてくれます。

もし体調を悪くしても備えがあれば安心です。他にも病気を予防するパッキングリストのアイテムがいくつかあるので、行く前にタイに持っていくものを必ず読んでおいてくださいね。

コツ11:アレルギーについて伝える言葉を知っておく

アレルギーや避けたいものがある中で、タイの屋台のストリートフードを食べることは非常に複雑な状況になります。まずは屋台に行く前にインターネットで食べられないものがタイの一般的な料理に含まれているかどうかを確認しておきましょう。もちろん、すべての料理人が同じレシピに従っているわけではありませんが、注意する必要がある料理があるかどうかを知ることはできます。

たとえば、パッドシーユーには卵があり、タイパッドにはエビと卵の両方があり、ほとんどのサテソースはピーナッツが入っています。食べられない食べ物のタイ語の名前と読み方を学び、料理人に尋ねる練習もしておきましょう。

もちろん言葉で誤解を招く可能性は常に存ありますし、料理人が何が含まれているかを正確に把握していない場合や、聞きたいと思うことを伝えられない場合もありますが、質問するだけでもリスクは抑えられます。

タイの屋台でよく使われる一般的なアレルギー食品は以下のとおり。

卵–カイ

ピーナッツ–トゥアリーの歌

小麦–カオサリ

牛乳-ノム

貝–ホイ

コツ12:食材の少ない料理を選ぶ

少ない食材の料理を選ぶと、どんな食材が使われているのかを把握しやすくなります。スープに何が入っているかを正確に知ることは難しく、麺や米の料理には市販のソースが使用されています。

魚のグリルや新鮮な果物など、シンプルな料理を選ぶことはアレルギーのある人にとって最良の洗濯かもしれません。何が食べ物に含まれているのかをはっきりと把握できるので、アレルギーの人に限らず誰にとってもさまざまなリスクを抑えることができます。

コツ13:1つか2つの料理を専門とする料理人を選ぶ

タイでは数少ないメニュー数の食事を提供する屋台がたくさんあります。このメニューの数は実は重要です。 何百万の料理を提供する屋台はあまり一般的ではないものの、数多くのメニューを提供する屋台は魅力的に感じるかもしれません

ただし、メニューが多いほど、全ての材料が均等に新鮮ではないことは間違いありません。 1つまたは2つのものを作る屋台では待ち時間もなく、提供される料理の新鮮さはある程度保たれることでしょう。

コツ14:古い調味料に注意する

ランチタイムに長い行列のある屋台から熱い新鮮な屋台の食べ物を注文したとしても、テーブル上の調味料で体調を崩すリスクがあります。

タイの屋台ではソースや他の調味料を自分で追加できるようになっています。しかし、この調味料は常に外に出ていて冷蔵されていません。

長く使われていないように見える古い調味料のボトルは要注意。おそらく古いもので、細菌を繁殖させる可能性が高くなります。一方で周りの人がよく使っているようなきれいなものなら安全です。

テーブル上の共同調味料のボウルは、誰かが汚してしまう可能性もあるため注意が必要です。

コツ15:少量から挑戦する

屋台の食べ物や料理は少量から始めましょう

病気になるかどうかは、食べ物と胃の状態が重要です。友人と同じものを食べたのに後で体調が悪くなる人もいれば、そうでない人もいます。

今まで屋台の食べ物を食べたことがない、または胃が弱いことがわかっている人は少量から始めることをおすすめします。慣れるまではシンプルで馴染みのある味の料理を選びましょう。

自分で選ぶ自信がない場合(またはもっとチャレンジしたい場合)はフードツアーがおすすめです。このツアーでは旅行者向けの安全な屋台に行くことができます。

発展途上国に一度も旅行したことがないなら、麺や肉を道路で食べる環境は異質に思えるかもしれません。しかし、世界中の多くの人々にとって、それは生き方であり日常です。

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